晩酌の誕生 / 飯野亮一
はじめて明らかにされる家飲みの歴史。いつ頃から始まったのか? 飲まれていた酒は? つまみは? 著者独自の酒の肴にもなる学術書、第四弾!いつ頃から始まったのか? 飲まれていた酒は? つまみは? 著者独自の、酒の肴にもなってしまう学術書、第四弾! <br /><br />===<br />万葉の昔からはじまり、江戸時代に花開いた日本人の家飲み。当初健康のため、安眠のために飲まれていた「寝酒」は、灯火の発達とともにゆっくり夜を楽しむ「内?み」へと変わっていく。飲まれていたのは濁酒や清酒、焼酎とみりんをあわせた「本直し」等。肴は枝豆から刺身、鍋と、現代と変わらぬ多彩さ。しかも、振り売りが発達していた江戸の町では、自分で支度しなくても、家に居ながらにして肴を入手することができた。さらに燗酒を売る振り売りまでいたため、家に熱源がなくても燗酒が楽しめた。驚くほど豊かだった日本人の家飲みの歴史を繙く。<br />===<br /><br />これなしには一日が終わらない<br />はじめて明かされる家飲みの歴史<br />===<br>飯野亮一
筑摩書房
2023年11月
バンシヤクノタンジヨウ
イイノ,リヨウイチ
/
筑摩書房
2023年11月
バンシヤクノタンジヨウ
イイノ,リヨウイチ
/