レイオフ 日本を救う人材流動性 / 田中健彦
日米文化の比較から、いま日本のビジネス・社会に必要な変革を示す一書保守的・旧時代的な労働環境が今なお根づく日本のビジネスシーンは、人材流動の活性化による変化を切実に必要としている。<BR>似たり寄ったりのモノを再生産し、横並びの発言ばかりの会議を続け、上下関係に不必要に厳しく、男女格差はいまだ無くならず、能力と効率と挑戦よりも威厳と慣習と妥協を重んじる――そんな内向きな企業の体質は、遅々としてグローバル化の進まない日本社会を反映しているかのようだ。<BR>ならばビジネスシーンの変革は経済のみならず、積極性を養わない教育、権威主義的な医療体制、国際順位の低迷が続く英語力と幸福度ランキングといった社会全体の問題に対する一つの「アンサー」たり得ることは間違いない。<BR>本書ではアメリカ・ドイツ・フィンランド・日本の4か国で会社を益転させ、また現在は技術英文翻訳教官を務めるビジネスと英語のエキスパートが諸外国文化との比較から日本のグローバル化を考える。<br>田中健彦
星雲社
2024年12月
レイオフ
タナカ タケヒコ
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