魂は白龍の背に乗って 東日本大震災から十年 ちょっと不思議なスピリチュアル体験 / 望月 かすみ 著
東日本大震災によって親族を失った筆者が描く命を落とした人々への鎮魂の記録である。2011年3月11日に発生した未曾有の災害、東日本大震災から、2021年で10年が経過した。あの震災により、大切な人を亡くしたショックで、未だに気持ちが前に進めない人達も多い。筆者が暮らす宮城県は震源地に最も近い地域だったため、最大震度7を記録した町もあった。筆者も震災の津波により大切な妹家族を失った。そのショックから、怖くて10年間は海には一切近づけず、仏壇に飾ってある写真以外は、彼らの写真を未だに見ることができなかった。10年経っても気持ちが前に進んでいない。しかし、自らの気持ちに整理をつけ、新しい時代を生きていくために、筆を執る決意を固めた。本書は、東日本大震災を時系列で記録した貴重な個人史であるとともに、命を落とした人々への鎮魂の書である。<br>望月 かすみ 著
星雲社
2021年08月
タマシイ ワ ハクリユウ ノ セ ニ ノツテ
モチズキ カスミ
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星雲社
2021年08月
タマシイ ワ ハクリユウ ノ セ ニ ノツテ
モチズキ カスミ
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