冴えてる一言 水木しげるマンガの深淵をのぞくと「生きること」がラクになる / 久坂部 羊 著
水木マンガの真髄は、鋭い人間観察と時には非情なほどシビアなリアリズムにある。水木作品の名言・箴言を厳選し、お届け。あなたは我々に飼われているということをまだお気づきにならないのですか?(奥多摩のカシコイ猫)<br>世の中のやつはどん欲なやつほど無欲ぶるのですよ(土方歳三)<br>美?それは充分に芋を食べてから感ずることですわ(こどもの国の女の子)<br>だけど文化があまり河童を幸福にしないことがわかったので河童は自然に帰ったのだ(河童のかん平)<br>しかし全力を集中するのはあすにしてきょうのところはひとまずねてあすにそなえよう(受験生)<br>俺はむしろ品位(えりいと)という名の下に人を軽蔑する快感にひたるくせがあった(宮本武蔵)<br>結局人間は死があったほうがよい(猫寺の和尚)<br>久坂部 羊 著
光文社
2022年02月
サエテル ヒトコト
クサカベ ヨウ
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サエテル ヒトコト
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