コッローディ『ピノッキオの冒険』 破茶滅茶な人形の変身奇譚 / 和田 忠彦 著
ディズニー映画と違い、ピノッキオは愛らしいどころか筋金入りの悪童だった!大人もうならせる奥深いテーマ、豊かなメタファーとは?社会の矛盾をあぶりだす「あやつり人形」。原作に秘められた知られざる豊穣<br><br>「嘘をつく悪い子がよい子に生まれ変わる物語」というイメージがディズニー映画から定着している『ピノッキオの冒険』。ところが、ピノッキオは愛らしいどころか筋金入りの悪童だった! 単なる児童文学ではなく、大人もうならせる隠された奥深いテーマとは? 豊かなメタファーを含む原作の魅力に迫る!<br>児童文学の傑作『ピノッキオの冒険』にイタリア文学者、和田忠彦氏が新しい視点から光を当てる。「不条理に直面したときにどうすればよいか」「人は心の闇とどう向き合えばいいか」など、現代に通じるメッセージを読み解く。<br>【構成】<br>第一回 「統一国家」と「あやつり人形」<br>第二回 「嘘」と「死」が教えるもの<br>第三回 「労働」と「対価」<br>第四回 「遊び」と「冒険」<br>和田 忠彦 著
NHK出版
2020年03月
コツロ−デイ ピノツキオ ノ ボウケン
ワダ タダヒコ
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NHK出版
2020年03月
コツロ−デイ ピノツキオ ノ ボウケン
ワダ タダヒコ
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