忘れ残りの記 / 吉川 英治
厳父の家業失敗により、著者は11歳で実社会に抛り出された。以来、印章店の小僧、印刷工、給仕、小間物の行商、港の船具工など、幾多の職業を経験し、浮世の辛酸をなめ尽す。幼いながら一家の大黒柱としての自覚、また逆境に芽生える思慕の情、隆盛期の横浜が少年の著者に投げかけた強い色彩――その波瀾に富んだ少年期を回想した四半自叙伝であり、吉川文学の原点でもある。<br>吉川 英治
講談社
1989年04月
ワスレ ノコリ ノ キ ワスレノコリ
ヨシカワ エイジ
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講談社
1989年04月
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ヨシカワ エイジ
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