宮本武蔵 八 / 吉川 英治
当初、200回ぐらいの約束で、新聞連載が開始されたが、作者の意気込み、読者・新聞社の熱望で、1000余回の大作に発展した。一度スタートした構成を途中から変えることは至難だが、さすがは新聞小説の名手。ただし構成は幾変転しようと、巌流島の対決で終局を飾ることは、不動の構成であった。作者が結びの筆をおいたとき、12貫の痩身は、10貫台に――。文字通り、鏤骨(るこつ)の名作。<br>吉川 英治
講談社
1990年01月
ミヤモト ムサシ 8
ヨシカワ エイジ
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講談社
1990年01月
ミヤモト ムサシ 8
ヨシカワ エイジ
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