新生CREATING NEW FORM : 市川新之助、市川團十郎/操上和美 撮影/スイッチパブリッシング
2000年正月、歌舞伎役者7代目市川新之介は歌舞伎十八番の1つ、そして市川宗家にとって最も大切な演目「助六由縁江戸桜」の舞台を、21世紀の「團十郎」の貫禄を感じさせる演技で務めた。しかし、舞台を下りればアルマーニのスーツを華麗に着こなすちょっと生意気な22歳の若者。にきびだらけの顔も御愛敬である。真剣に親子で卓球をする写真もあって、意外な市川家の一面が垣間見られる。