建築知識2023年2月号
平安から令和時代まで 作家の住まいと暮らし詳説絵巻 本特集では、平安時代の紫式部から明治時代の文豪、そして現代に活躍する作家まで、 各時代の作家の住まいをリアルイラストで解説します。 日本の住宅様式は、古代の寝殿造から近代の洋風住宅、現代の住宅に至るまで さまざまな変容を遂げてきました。 各時代の作家の住まいを追うことで、住宅様式や書斎の変遷を学べるだけでなく、 作家の暮らしぶりや執筆作品への理解もより一層深められるはず。 作家のファンはもちろん、作家の仕事場を参考にしたい方にもおすすめの特集です! 目次 1章 文学作品・書斎・筆記用具の変遷 2章 寺院に根ざす執筆空間の起源~江戸町屋 紫式部/鴨長明/本居宣長 3章 江戸の伝統を引き継ぐ和風建築の住まい 幸田露伴/坪内逍遙/田山花袋/下村湖人/国木田独歩/樋口一葉/芥川龍之介 4章 西欧文化を導入した住まい 夏目漱石/森?外/徳冨蘆花/宮沢賢治/島崎藤村 5章 住まいの洋風化・初期モダニズム 江戸川乱歩/山本有三/佐藤春夫/谷崎潤一郎/永井荷風/柳田國男 6章 和風建築の新様式・モダニズム 松本清張/立原道造/堀辰雄/武