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養老 孟司「老い方、死に方」
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老い方、死に方
著者養老 孟司《東京大学名誉教授》

入院や愛猫の死を経験した養老孟司が、四人の識者と語り合い、改めて「老い」と死を見つめる。新たなタイプのアンチエイジング薬の開発、人気エッセイストによる認知症の介護の実体験、生活保護費から見えてくる老後の生活の真実、自己を開くことが死の「練習」になる……。幸福な老後を過ごすための、大切な知恵が詰まった一冊。

目次

第1章 自己を広げる練習 南直哉×養老孟司(恐山の禅僧から見た「養老孟司」という存在;幼少期、少年期に直面した死と生 ほか)

第2章 ヒトはなぜ老いるのか 小林武彦×養老孟司(生物には「老いて死ぬシステム」がある;寿命の壁 ほか)

第3章 高齢化社会の生き方は地方に学べ 藻谷浩介×養老孟司(都市は触覚を軽視している;里山資本主義こそ本来の資本主義 ほか)

第4章 介護社会を明るく生きる 阿川佐和子×養老孟司(八十代は、クリエイティブな世界を切り開いていった世代;父の口癖「戦後教育が日本をダメにした」 ほか)

著者等紹介
養老孟司[ヨウロウタケシ]
1937年、鎌倉市生まれ。東京大学医学部卒業後、解剖学教室に入る。95年、東京大学医学部教授を退官し、同大学名誉教授に。89年、『からだの見方』(筑摩書房)でサントリー学芸賞を受賞
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