博物館資料の再生 : 自明性への問いとコレクションの文化資源化
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「博物館資料の再生 : 自明性への問いとコレクションの文化資源化」
明治大学博物館南山大学人類学博物館
定価: ¥ 3,080
2010年から12年にかけて開催された3回のシンポの成果。
「いわゆる「博物館資料論」的な議論ではなく、博物館というものの存立基盤はいったい何なのか、というやや形而上学的な問いをめぐる議論を仕掛けてみよう、ということであった。…今回のシンポジウムでは、意識的にそうした問題にも触れるようにし、やや刺激的なタイトル(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの標題)も付けてみた。」(黒沢「序」より)
※ 主に外面(表紙や裁断面)に対してですが、うす汚れや黒ずみ、コスレ傷、などごく常識レベルの使用感があります。ページ内いたって良好、書き込みもありません。
■目次
Ⅰ ホンモノ/ニセモノの論理 ―「文化の真正性」と博物館資料―
博物館資料の真正性をめぐって矢島 國雄
ホンモノ/ニセモノの論理
―博物館資料の価値とは何か―黒沢 浩
創造/想像される「伝統」
―本質主義的民芸理解と柳宗理「民芸の行方」との相克から―濱田 琢司
伝統的工芸品は古美術の模造か?
―旧明大商品陳列館の伝統的工芸品収集―外山 徹
歴史資料としての「贋物」
―明治大学博物館所蔵資料から―忽那 敬三
Ⅱ 博物館資料の境界 ―自明性への問い―
博物館資料の境界
―ペルーに戻ったマチュピチュの遺物―加藤 隆浩
藩政史料と歴史研究 ―旧藩主家史料の再評価―落合 弘樹
人間の「展示」と植民地表象
―1912年拓殖博覧会を中心に─松田 京子
瀬戸赤津焼の「伝統」への再評価外山 徹
<昭和>をめぐる記憶の展示
―昭和生活資料を展示する意味―黒沢 浩
Ⅲ コレクションの再生 ―資源化される博物館資料―
文化の資源化と活用
―アンデス民族学画像コレクションの取り組み―加藤 隆浩
コレクションの文化資源化と大学・地域博物館の連携
―ジェラード・グロート神父と日本考古学研究所のコレクションを中心として―領塚 正浩
収蔵室を“発掘する”
―茨城県玉里舟塚古墳の再整理事例から―忽那 敬三
旧刑事博物館初期コレクション形成過程とその性格日比佳代子
民族誌展示の功罪黒沢 浩
【管理用】
547E7523
厚1.5
明治大学博物館南山大学人類学博物館
定価: ¥ 3,080
2010年から12年にかけて開催された3回のシンポの成果。
「いわゆる「博物館資料論」的な議論ではなく、博物館というものの存立基盤はいったい何なのか、というやや形而上学的な問いをめぐる議論を仕掛けてみよう、ということであった。…今回のシンポジウムでは、意識的にそうした問題にも触れるようにし、やや刺激的なタイトル(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの標題)も付けてみた。」(黒沢「序」より)
※ 主に外面(表紙や裁断面)に対してですが、うす汚れや黒ずみ、コスレ傷、などごく常識レベルの使用感があります。ページ内いたって良好、書き込みもありません。
■目次
Ⅰ ホンモノ/ニセモノの論理 ―「文化の真正性」と博物館資料―
博物館資料の真正性をめぐって矢島 國雄
ホンモノ/ニセモノの論理
―博物館資料の価値とは何か―黒沢 浩
創造/想像される「伝統」
―本質主義的民芸理解と柳宗理「民芸の行方」との相克から―濱田 琢司
伝統的工芸品は古美術の模造か?
―旧明大商品陳列館の伝統的工芸品収集―外山 徹
歴史資料としての「贋物」
―明治大学博物館所蔵資料から―忽那 敬三
Ⅱ 博物館資料の境界 ―自明性への問い―
博物館資料の境界
―ペルーに戻ったマチュピチュの遺物―加藤 隆浩
藩政史料と歴史研究 ―旧藩主家史料の再評価―落合 弘樹
人間の「展示」と植民地表象
―1912年拓殖博覧会を中心に─松田 京子
瀬戸赤津焼の「伝統」への再評価外山 徹
<昭和>をめぐる記憶の展示
―昭和生活資料を展示する意味―黒沢 浩
Ⅲ コレクションの再生 ―資源化される博物館資料―
文化の資源化と活用
―アンデス民族学画像コレクションの取り組み―加藤 隆浩
コレクションの文化資源化と大学・地域博物館の連携
―ジェラード・グロート神父と日本考古学研究所のコレクションを中心として―領塚 正浩
収蔵室を“発掘する”
―茨城県玉里舟塚古墳の再整理事例から―忽那 敬三
旧刑事博物館初期コレクション形成過程とその性格日比佳代子
民族誌展示の功罪黒沢 浩
【管理用】
547E7523
厚1.5
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